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口説きたい女性に恋人がいるようであれば、さっさと諦めて次の相手を探そうという心理ですが、この心理の奥底には、エッチするまでのコストを計算しているのです。 相手の女性に恋人がいれば、その男性と争う場面もあるでしょうし、何より、その女性を落とす前に、お金と労力を精一杯注ぎ込まなければなりません。そうしないと、今の恋人から彼女を奪うことができないからです。 このように、男性が相手の女性に恋人がいるかどうかを知りたがるのは、彼女の恋人と無駄なケンカもしたくないし、その女性にコストもかけたくないということです。 しかし、他の男を凌ぐだけのルックスと経済力があれば、彼女に恋人がいようがいまいが、果敢にアタックして彼女をモノにするはずです。 ですから、恋人がいるかどうかを取りたがるのは、弱い男、つまりルックスや地位や経済力にも魅力のない男ということになります。 強い男は弱い男に容赦なく、弱い男の彼女をさらっていくわけですが、男女の世界は弱肉強食の世界であり、妥協がないのです。 なぜなら、自分の優秀な遺伝子を残すという天からの命令のためには、強い男と魅力のある女性しか生き残れないように創られているからです。むしろ強い男は、他人の女性を奪うことに快感を感じ、寝取っていきます。 それでも弱い男が現実に存在しているのは、「どうしてなのか」といえば、弱い男は自分の弱さ(魅力のなさ)を誠実さや優しさでカバーすることで、生きながらえているのです。 男の壮絶な戦いの背景には、女性もそれを受け入れるという本能が潜んでいます。 恋愛は一人ではできないわけですから、寝取られる女性にもその原因があります。 現在、つき合っている男性に満足していない場合、女性は彼がいないふりをして、ほかの魅力ある男性に誘われるようとします。そして、成功すると、前の彼との関係はきっぱりと断ち切ることのできる非情さを持っているのです。 これが女性の本性です。 ですが、この本性も、自分と自分が生んだ子どもを立派に育てるという本能から、強い男になびくので、非難されるようなものではありません。 ただ、強くて魅力のある男性が、いつも他の弱い男性の彼女を奪えることができるかと言えば、必ずしも奪えるとはいえないケースがあります。 それは弱い男とその彼女がアツアツの恋をして脳内から麻薬のような快楽物質がでている状態のときには、その期間中は、どんな強い男がアタックしても、奪うことはできません。 それほど恋の快楽の結びつきは強いものなのです。 |
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