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★では、真の幸福を引き寄せる心の法則とは、一体どういうものでしょうか。
たとえば、 ① 退屈、眠い、憂うつ、みじめ、倦怠 といった感情にあるとき、幸福と感じるでしょうか？恐らくそうは思いません。では不幸ですか？完全にそうともいえないでしょう。次に、 ② 気楽、平穏、冷静、弛緩 これはどうでしょう？幸福感に近づいてきませんか？少なくとも不幸ではありません。では次に、 ③ 緊張、悲しみ、恐れ、驚愕、怒り、苦悩、欲求不満 これは明らかに不幸の象徴です。ここでわかるのは、二人の間にこの七つの感情さえつくらなければ、不幸にはならない、ということです。不幸というと抽象的でよくわかりませんが、こうして分析するとはっきりしてきます。 「わたしってなんて不幸なのかしら？」という場合は、退屈だったり憂うつのときではなく、怒り、苦悩といった、もってインパクトが強いときに叫ぶ言葉であることがわかるでしょう。
次に、 ④ 興奮した、びっくりした、大喜び、快い、完全に満足した この状況こそ、幸せと考える瞬間です。ただしこれは一種のよろこびの爆発ですから、②の気楽、平穏、冷静、弛緩という正反対の四つの静かな感情の流れが加わらないことには、真の幸せにはつながりません。 これをもっと分かりやすくいえば、幸福感とは、長い平穏な時間の流れの中に、ときどき笑いや興奮が起こる状態を指すのです。
★恋愛関係でも、いつもいつもベッドインでの快感を求めているだけでは、絶対に幸せ感は得られないでしょう。 二人の間には、ゆったりとした平穏な時間の流れが必要です。だからこそ、気が合わなければならないのです。気が合う二人であれば、一日中黙って別々の仕事や趣味をもっていても、楽しいはずです。 「うちの人って、私がしゃべっても、何にも話さないの。相づちも打たないのよ」 と不満をもらす妻はその夫と、もともと相性が合っていないのです。このことをよく知って、男を選びましょう。
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