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★まず、いい運にしても悪い運にしても、「運」というのは、軍(いくさ)が通る道と書くように、動くことで運の波を生じさせることが必要です。
★外へ出て活動しなければ幸運はやってこないということです。 たとえば、あなたが病気になって、病院のベッドで横たわって2年経ったとしましょう。この二年間は病院から一歩も出ず、人とのコミュニケーションも取れなかったとすると、あなたは空気を吸って心臓は動いていたかもしれませんが、命としての活動はまったくしていないということになります。 こんな状態で運が舞い込むことなどありません。
幸運というのは、人と触れ合いコミュニケーションをとることで、初めて心の中に喜怒哀楽がうまれ、そこから次の行動に移っていく過程で生じるものです。 そして、相手にどういう働き方をしたかどうかで運勢が「いいにしろ、悪いにしろ」自然と生じてくるものです。 ★ですから、幸運といわれる「いい男運」を手に入れようと思えば、積極的に周囲に働きかけ、微笑みかけることが大切で、そして相手の運を呼び寄せることができるのです。
★一方、チャンスは「絶好の機会」と訳されますが、待っていてもそれに気づかないことには、この運は去ってしまいます。 目の前でドアが閉まりかけている電車に乗るか乗らないか、そういった一瞬の判断が必要になります。それを男運でいうと「相手に声をかけるかどうか」という判断が必要になるということです。 新幹線で偶然、一人の男性と隣り合わせたとします。その男性とは、そのまま座っているだけなら、二度と会うことはないでしょう。
★つまり、この偶然をチャンスとして生かすかはあなた次第なのです。 ですから、結果はどうあれ、必ず話しかけるべきです。後になって「しなかった後悔」で悩むより、絶対トクだからです。話をして気にいらなければ、そこでやめればいいのです。 こうした決心がなければ、チャンスは淡い雪のようにすっと消えていってしまいます。 そしてチャンスは、積極的な人に微笑むことが多いものです。 今日こそはと決意を固め、彼に誘われるまでは帰らない、というくらいのつもりで接したほうが、貴重なワンチャンスをモノにすることができるはずです。
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